

我々はオークランドから日本へ帰国する為、最終日の一日前にクイーンズタウンから飛行機を乗り継ぎ北島最大の都市オークランドに着きました。
南島では雄大な自然と羊を満喫していましたが、ここでは一転して高層ビルが林立し大都会その物でした。
ここでの観光はたった一日だけで、殆ど車からの景色を見る程度でしたが、やはり緑が多く海に面した綺麗な町でした。
オークランドに到着して最初に案内された場所が、上の写真にある「マウントイーデン」です。ここは町の中にあり円錐火山の頂上で360度のパノラマが素晴らしい場所でした。
噴火口には雑草を退治する為に牛が何匹か放牧されていました。なぜ、この国を代表する羊を放牧しないのか尋ねましたら、羊は体が小さく体重が軽い為盗まれてしまうのだそうです?



高さ328mのスカイタワーはこの町のあちこちから見る事が出来ます。
このタワーの展望台には食事をする所があり、一緒になった一組のご夫婦は本日の夕食がこのタワーだと聞き羨ましく思いました。
我々はアメリカズカップビレッジにあるレストランでの食事です。
この食事の時に驚いた事があり、次に書きたいと思います。
下の花はニュージーランドのあちこちで植えられていた「アガパンサス」です。



下の写真は芝生の丘に悠然と建っているオークランド博物館です。
我々はこの近くにある「ウインターガーデン」を見学しました。
ここでニュージーランドのラクビーチーム「オールブラックス」の左胸に刺繍されている「銀シダ」についの説明がありました。
マオリ族は昔から部族同士の争いが絶えず、負ければ食われる人肉食の風習がありました。
この「銀シダ」は日本の「ウラジロ」と似ていますが大きさが圧倒的に違い、また「銀シダ」は裏が白く光ります。
マオリ族はこの光る特性を利用し、戦闘に遠征する時に「銀シダ」を千切って投げながら道しるべとし、更にこの「銀シダ」には幸運が宿るとして珍重したそうです。



ここから下の写真はオークランド博物館の隣にある「ウインターガーデン」にて撮影したものです。
熱帯植物や蓮池があり美しい花が咲き乱れていました。



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