昨日新横浜駅の近くへ出張した為、帰りに「新横浜ラーメン博物館」へ寄って来ました。
ラーメン大好き人間の私ですが、この博物館へ入るのは初めての経験です。
たった一人での出張で新横浜ラーメン博物館へ還暦を過ぎた人間が一人で入るのには抵抗がありましたがラーメンの魅力に背中を押され見学をして来ました。
11時開店でその直後に入場しウィークデーであった為、地下にあるお店にはまだラーメンを食べている人が少なく食券を購入し入るのが恥ずかしい位でした。
この博物館の規模は予想外に小さく、地下1階、地下2階が吹抜けになっており昭和33年代の町並み風に演出されていました。
驚いたのは地下のトイレが昔のガード下の雰囲気そのままで薄汚れ触るのも抵抗があるトイレの入口ですが、入ると中はホテルのトイレのように清潔で綺麗なもので感動しました。
地上1階が展示ゾーンになっており、過去からのラーメンが色々展示されお土産も販売されていました。
私は折角の事で種類を多く食べようと各店に用意されているミニラーメンを食べる事にしました。
ミニラーメンと言っても量は普通の三分の二以上あり価格も550円から600円でした。
私は結局3軒寄ってミニラーメンを3杯食べましたので普通のラーメン2杯分以上食べた勘定になり、食べ過ぎで5分位離れた新横浜駅まで歩くのが大変でした。
私は地下2階の博多「ふくちゃんラーメン」、旭川「蜂屋」、熊本「こむらさき」でミニラーメンを食べました。
私はミニラーメンを食べた店の批評をする程の舌も肥えていませんので何も言う事はありませんが、普段静岡で自分が好みにしているラーメン屋のラーメン方が食べ馴れているせいか美味しく好きです。
ラーメンは地方、店により数限りない種類があり、一方では食べる人の好みも千差万別でこれが日本で一番だと言うラーメンは有り得ないと思っています。
私が好きなラーメンは背脂が浮いたギラギララーメンを好んで食べますが、日本そば屋のラーメンも好きで食べています。
今回食べたミニラーメンはそれぞれ個性があり、特に旭川蜂屋の味噌ラーメンは説明が出来ない味噌味でした。
味噌ラーメンは私が好きな静岡の「味の麺蔵」の味噌ラーメンが味音痴の私には数倍美味しいと思いました。
熊本「こむらさき」のトンコツラーメンはキクラゲとニンニクチップが浮き小さめなシナチクが程好い硬さで自分好み、チャーシューは普通ですがスープはトンコツでありながら、あっさり系で3杯の中では自分の好きな店でした。
私はラーメンに入るチャーシューは脂身がプルプルとするくらい柔らかい物が好きですが、最も気になるラーメンの具はシナチクです。
この頃ラーメン屋では大きなシナチクが数本ダラッとした感じで乗っているラーメンが増えていますが、私は昔ながらの小さくキリット引き締まったシナチクが沢山乗っている店が大好きです。
私が将来ラーメンの味を批評する時があったならば、シナチクの味がかなりの点数配分になると思います。
地下1階にも有名店が入っていましたが、特に「らーめんの駅」にはこの時間で唯一長い行列が出来ていました。
申し訳ありませんが「新横浜ラーメン博物館」へ妻を連れもう一度寄って見たいとは思いません。